これを読んで得られるもの
PM, Desingner, Developerの間で、何を、何故作るのかの共通認識を作るための手段
PRD とは
- 「プロダクトマネージャー本人も含めて、常に立ち返るべき方針」をドキュメントにしたもの
- ブレの無い意思決定をするため
- 開発終盤に入り期日も近づいた時の取捨選択を判断する基準
- 「何を」を説明することを目的にしており、「どのように」は説明しない
より詳しい内容については及川さんというかたが公開されているはじめてのPRDがとても参考になる
PRD のテンプレート
以下はProduct Huntのものを参照している。
合わせてnoteに投稿されていた記事も非常に参考になった。
# Title
## Intro & Goal
私たちの目的は、 XXXをYYYにとってZZZなツールにすることです。
XXXはhogehogeなツールになります。
## Product Vision
## Who's it for? |誰のためにあるか
1. ユーザー - XXXを利用するユーザー
## Why build it?|なぜ創るか
## What is it?|どういうものか
### Glossary |用語
### User Types
### UI/Screens/Functionalities | UI/画面/機能
## Brainstormed Ideas |その他アイデア
## Competitors & Product Inspiration |競合
## Seeding Users & Content |初期ユーザーと獲得戦略
## Mockups
## Tech Notes
PRD を書くステップ
PRDの作成ステップについては以下の記事がとても参考になった。
Product Templates: Product Requirements Document (PRD)
- 素案を書く
- Good Ideaをプライベートドキュメントに書いてみる
- 言語化の過程で自らが間違っていたことに気づくかもしれません
- Backgroud, Objective, metricsは最低限欲しい
- さらに、ユーザーが利用するシナリオ、主要機能を言語化できると素晴らしい
- 上長の承認を得る
- 上司の考えやフィードバックを入手するのが目的
- 自分よりもドメイン知識を豊富に持っている人の意見は貴重です
- また情報の透明性にも繋がります
- 上司の考えやフィードバックを入手するのが目的
- デザイナーと共有
- エンジニアリングについて語る前にユーザーに触れさせるのが懸命です
- デザイナーの意見を積極的に仕様に反映させましょう
- エンジニアと共有
- (理想的には)デザイナーとエンジニアのリーダーと PRD を共有し、フィードバックを得ます
- 技術的に実現可能なものを見つけ、大まかな時間・難易度の見積りを行う
- プロダクトチーム全体に共有
- この時点で正式に会社のwikiにPRDを移動
- チームから得た質問や情報をPRDに記録していきます
- プロダクトチームから良きアイデアが出た場合、初期に実現しないとしてもここにメモします
- 会社に共有
- 必要に応じて、プレゼンテーションの材料とすることができます